「今の世の中を見ろ 死ぬ程息が詰まる」
から始まる印象的なタームの台詞が全部カット。
だから現実の世界に裏アカを持つ事を許可してやったんだと自分自身が持つ邪悪さを嘯いて正当化する心の弱さを既に吐露してんのに、このシーン重要だよねぇ。
短気で思考回路が幼稚園児なワガママターム坊ちゃんは人一倍身体がデカくて腕っ節も強いと言う、まことに手に負えない暴君振を発揮する「ボコボコに殴って相手に怪我をさせるシーン」全部カット。😭えーーん。殴りながら目が悲しさを湛えてて、もう迫真の演技なのに勿体ない!
そんなタームの暴れっぷりを見ながら止めることもせず「あいつの家系は特別」(ご先祖がヨーロッパの貴族なのか単なる大金持ちだからなのかは不明)だから誰にも止められないと呟くガビン坊ちゃん。彼の名前最初Kavinケビン?と思ったらガビンなんだよね。でもみんなの発音聞いてると「ガウイン」って聞けるし、そのうち出て来ると思うけどブライト君演じるタームが思いっきり「ウィン!」って言ってるのも有って、なんだろね。演じてるのがウィンちゃんだから、ここはもうご愛嬌?タイではKaがガになるのかな?
屋上に駆け上がって「ばかーーーー!この学校ばかばっかーー!」と叫ぶゴヤーの姿をそっとスケッチしているレンや、なんでゴヤーがこの学校を選んだのかの大元になる憧れのミラー先輩の部分もカット😭
大きな長い食卓の両端に離れて座り静かに食事をするタームと母の姿とは正反対に、小さいおちゃぶ台的テーブルにぎゅうぎゅう座り、ようやく買った粗末な食事をワイワイ楽しそうに食べるゴヤー一家。
タームの家のヨーロッパ貴族的な食事風景がカットされてるので、ゴヤーの家の貧しさが際立たないでしょうがー!あれってタイ?なんか日本の昭和の長屋の風景なんですけど🤣
で、ワインをこぼしたメイドをその場で首にするタームの母のビジネスライクな冷酷さと、学校で問題があったそうねと冷たく叱る母に口答えも出来ず、鬱憤晴らしにわざと喧嘩をふっかけて数人相手に半殺しの目に合わせるタームの暴走っぷりもカット😳その姿が映っているカーナビを回収して問題が表面化しない様に画策する執事さんと坊ちゃん付きのお供達のシーンもカット😳
ここ重要だとおもうんですけどーーーー
「上流社会に生まれたらね」と上流に生まれた大変さを語るガウインの台詞を、本物のおぼっちゃまのウィンちゃんに語らせるのも意味深だけど、ここもカット。😭
無理していい学校に入れたのは貴方の将来への投資。と正直に語る母だけど、そこに玉の輿にして楽な生活がしたい本音がある事を見抜く娘。
ここもカット😳ここ大事大事。後々の伏線だよ。どうすんだろ。
イジメの標的になり落ち込んで部屋に篭る娘をなんとか慰める母だけど、金持ちになってアイツらみたいになるなら今のままのビンボーでいいー!と叫ぶ姿を見て考えてしまう母。
このシーンも、小さいけど重要なシーンよねぇ。
ボロボロになっていたゴヤーの靴を新しいのに買い替えてくれるのも母。やっとなんだよね。やっと一足買えたの。それだけゴヤーの家は両親が働いているのにも関わらず生活が苦しい。
「良くない靴は良くない場所に連れて行ってしまう。今は辛くても、この新しい良い靴がお前を幸せな場所に連れて行くよ」と言う父の言葉があってこそ、その後の靴を巡るイジメの悲惨さが際立ち、みんなに蹴られて泥だらけになった靴を「汚ねぇな、これゴミだろ」と馬鹿にして、更にナイフで切り裂きゴミ箱に捨てるタームの心無い馬鹿さ加減が強調されるのに。
だからこそ、ゴミ箱から拾って履いたその靴でタームに食わせるゴヤー渾身の蹴りがいっそ爽快に思えるのに。
あの新しい靴を持ったお父さんのシーンは、絶対カットしちゃダメなのに😭😭😭
とにかく泣く。もうカットされちゃった物はしかたないっちゃ仕方ない。
だからこそ、機会が有ればノーカット版を観て欲しいですよーん。
是非是非観てくださいね。わしもスポンサーの都合なのかCSテレ朝でカットされてたMJのケンタッキーフライドチキンに纏わるミニミニコーナーみたいなシーン未見なので、本当の意味での完全版観たいでーーーす!
それぞれが共に成長していく物語。高校生役がギリギリだった人達だけど、なんとなく高校生に見えてたよ。頑張ったよね。特にブライト君。第1話と最終話では全くの別人に見えるから凄い。
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