2023年6月2日金曜日

人生に悩んで問いを発する必要はない

 人間は人生に悩んで問いを発する必要はない。

人間が問いを発するのに先立って、人生の方が人間に問いを発して来ている。

人間はこの人生からの問いかけに応えなくてはならない存在なのだ。


精神科医 V・E・フランクル


ですよね、フランクル先生。わしも今回水疱性類天疱瘡と言う厄介な病を発症して77日間も入院して、色々考えてしまいましたよ。

もういい加減いい歳だし、無理も効かなくなってきた今となっては、出来る限り誰かの迷惑にならないようにしてそーっと生きていくしか無いのよねと。でも、出来ることもまだあると思うけど。


ただ、以前のように誰かの愚痴やらを聞くにあたっても、無条件に聞くばかりでもいられないなとは思ってますわ。身体に響くのよ。愚痴や悪口って、身体に響いて凄く体調が悪くなるので、わしを愚痴吐き袋にしたがる人とは距離を置かなくてはなりません。わしの大切な家族や友人達の為にも。


便利に使われてたのかな?とも思う。なんだかんだ良かれと思って聞いてると、言葉は悪いけど調子こいて言っていいこと悪いことベラベラ喋りまくってたよね。みんな。

だけど、気がついたらそれらの人達は、みんなそうやって好き勝手に話せる吐き出せる人と距離を置く立場になっちゃってる。不思議。


メールを打つ。手紙や葉書を書く。この作業は自分の吐露したい内容を自分自身で確認出来るのでとても良い。そうやって以前はただ言葉で無責任に毒を垂れ流し吐き出してた人達が、少しずつ変わってくのを眺めてるのが今回は本当に面白かった。

ああ、人って幾つになっても変わる事出来るんだなぁ。と。


約20数年前にそれまでの生き方がひっくり返るような出来事にぶつかって、助けを得て生き返り、こうやって何とか軌道修正して来たけど、ここでまた軌道修正をかけられてる。


まさしく「人生からの問いかけ」をうけてるんだね。


心身のリハビリをしながら、その問いが何なのかを、


のんびり見つめてみよう。


難病になったって、人生楽しまなくっちゃね〜。




お出かけもするよ!


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退院しました。

 左足がステンレススチールのサイボーグ。 こういう足の人が多いということに、今更ながら驚いてます。