原題「用九柑仔店」
台湾の阮光民が描いた漫画を実写化したTVドラマ。全16話
主演 張軒睿(デレック・チャン) 莫允雯(クリスティーナ・モック) 他
台湾の小さな田舎町の小さな雑貨屋「用九」を中心に、親子3代に渡る物語が淡々と綴られていくんだけど、一つ一つのエピソードが良いのは勿論出て来る役者達が又良くて、日本占領から解放された戦後の台湾を生きた人達のかけがえのない日々が大切に大切に描写されています。
絵が良いのよ絵が。一つ一つのシーンを切り取って絵葉書にして誰かに送ってホッコリして欲しいとさえ思う。
ここの美術担当者本当に凄い。1回1回全部が映画を観ているかの様ですよ。計算された画像にうっとりします。
たまたまなのかも知れないけど、私が観た台湾とタイのドラマの絵面がね、ちゃんと計算された画像の中で、綺麗に絵になってるの。気合い入ってるなーと感心しますが、これもその中の1つで、特に綺麗。
沢山の人にお勧めしたいドラマです。
その中の気に入った台詞をここに書いて置きます。
歳月は沈黙の農夫
僕達が気づかないうちに
経験や忘れかけてたことさえ
全て実りへと変える
残された者を 決して見捨てない
時間を掛けて発酵させ
奇跡の種を蘇らせるのだ
現在テレビ神奈川で放送中のこのドラマも、いよいよ明後日が最終回。この最終回も良いんだよね〜。
龍劭華・林義雄・雷洪 無敵の爺さん達。どのドラマや映画に出て来てもその存在感は無敵。多分若い頃の姿を観たら余りに爺さんの姿しか知らなくて判らないかもしれん。
このシーン1つとっても、ここのスタッフがとても詩的美的センスに溢れてるのが解ります。
好き❤️
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