2022年
監督 タイ・ウエスト
主演 ミア・ゴス 他
観た人の評価が真っ二つに分かれてたのでどうかなーと思ってて、ようやく観られましたがな。
結果。
面白かったー!ビックリするほど良い感じに恐ろしくて可笑しい。なんだろうこの感じは。
それこそ昔々映画館で震え上がった「悪魔のいけにえ」のアンチテーゼと言うか、独善的な田舎のジジババうるせえわ!とでも言いたい子供達の反乱ムービーともとれる。か?😆
主役のミア・ゴスが持つ不思議な魅力と共に、変に懐かしく、そういえばブラッドベリーの小説なんかにもこう言う「アメリカのド田舎の怖さ」って有ったよなーとボンヤリ思い出す恐怖感。
それにポルノ映画を撮影してる割には全然エロく無くて、SEX描写も随分サッパリしたものになって来たんだねなんて思ったわ〜。
皆んなの肉体が凄く健康的だしね。
なんの躊躇も無く人を殺す意外に力持ちのばーさんが、自分の肉体を過信したか忘れたかライフルをぶっ放してその衝撃で後ろに吹っ飛び腰椎骨折って……………😆
良く考えたよな監督は!大笑いしちゃいましたよ。今までこのパターンは無かったよね?共犯爺さんも死体を片付けようとして、グッと力を入れたら心臓発作を起こして突然お亡くなりにって!ギャグかよ!?
確かに殺されるシーンなどはかなり残虐なので、人によっては嫌悪感を感じると思うけど、これは映画だ。それも「娯楽映画」。
その点ではかなり上手で綺麗な出来上がりになってると思う。しつこく無いしさっぱりしてる。
と思うのはワタシだけか?
最後、真っ赤な画面の中に大きくXの文字が出た時は、思わず拍手しちゃいましたよ。
主役のスターを目指す女優の卵と凶悪殺人鬼の狂った婆さんの二役を演じたミア・ゴスは、この後殺人鬼婆さんの若い頃を演ったのね。観るよ〜。多分WOWOWで。
これって三部作なんだそうだ。後は1人逃げ延びたマキシーンのその後?その前?のも有りそうね。
チョイと楽しみ増えました。
それにロバート・パーマーやマンゴジェリーの楽曲を久しぶりに聴いたのも良かったかも。やっぱり自分の中の70年代って、何者にも代え難い大切な時間なんだわな。
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