紐付けるのは口座じゃなく記憶！

 何気にNHKの「100分で~」の林芙美子「放浪記」を見てたら、唐突に子供の頃彼女のお隣に住んでて可愛がられたんだよ〜と確か徹子の部屋で自慢げに言ってた役者さんを思い出した。

のだが、名前が出てこない！

顔はハッキリ思い出せるのに、何故か名前が「お」しか出ない。

「お」・チョイガチャ目・ハーフみたいな顔・コメディアン。

「ロンパリ」で検索すると三谷昇さんがよく出てきて、その内顔まで三谷さんに思えて来たけど、いやいや違う。確かロシアの血が入ってた記憶があると検索すれどとにかく「お」しか頭の中に出てこないし、その先にどうしても行けない。

こういう時、ほっとくとダメなのよね。記憶が出にくい時はそのままほったらかしとくと、その大元に行く部分がどんどん細くなって、ついには消えてしまうというのさ。シナプスがプッツリと途切れてしまうのだと。

怖い怖い！

記憶って大きな録画テープに似ていると言った科学者もいたっけ。死ぬまで録画し続けているんだけど、全部をいつも思い出す事は無いので、取り敢えず使わないのは都度のいい感じにまとめて引き出しにしまい整理整頓をしておく。

で、使いたい時にその引き出しを開けて使うと。でもウッカリ引き出しのありかを見失う時が有るんだよね。これがド忘れって奴。

そういう時は、その記憶に関連した所からうまい具合にヒントを得て本丸を引き寄せるのが最善の方法。だから何かを記憶する時は1人悶々と机に向かってそれだけを覚えようとするよりも、他の事例えば音楽を聴きながらとかおしゃべりしながらの方がヒントが沢山有って思い出しやすくなるんだわ。

わしも昔香港で、レパルスベイまでカラオケしに行く途中で物凄い渋滞に巻き込まれたんだけど、そのバスの中でラム君が教えてくれた「塞車/ソックチェー」渋滞という言葉が忘れられない。今でも道が混雑してると1人運転席で「好塞車！」とかいう事があるし。その時はバスの中での会話やラム君の笑顔を思い出すし、その後に続くカラオケも、みんなで食べたBBQも思い出す。記憶ってひとつじゃ成り立たないんだよね。

チョイ話がそれました。

て、なんとか思い出そうと悶々してたら、何故か「オオムラコン」が出てきた。

いゃー、大村崑じゃないんだよー。あれー？でも「西遊記」なんかに出てたかな？時代としては三木のり平の西遊記かもと検索すれど全く違う。

しかしだ。調べてたら大村崑さんがまだお元気で、今年封切りの映画に主役で出てる事を知ってビックリ！素晴らしい！無理せず長生きしてください。

とそこまでやって、力尽きて寝たよ。

そして今朝。

朝目が覚めたら、突然出ました「大泉晃」と言うお名前が！おおいずみこう？あきら？あきらさんだよね。確か三水がつく晃だわ。

で、ネットで検索してかくにん。そうそうこの方です。

https://note.com/hakoniwashi/n/nbd76c0613d13

林芙美子からなんで大泉晃さんが出てくるのかはわしの個人的な記憶の断片のせいなんだけど、こうやって日々の記憶をいい加減にして思い出さないでいると、せっかくしまい込んで整理整頓してある記憶が本当に消えてしまうかも知れない危機に、今立たされているのよね。脳みそがしっかり機能してれば良いんだけど、こんなに毎日暑かったり強い薬飲んでたりで、脳に負担掛かりまくってる今となっては、とにかく脳を休ませて記憶の引き出しに続く道を見失わないようにしてないといけないですわ。

そのためには、先ず寝ないと。ね。

それに、紐付けしなきゃならないのは日々の思い出やらであって、決してマイナンバーカードに口座やら何やらの個人情報つける事じゃないよなと思うのだ。

こっちの方はあくまで反対を貫くよ。ふざけんな！