キラー・ジーンズ 2020年 カナダ ネタバレ有ります。

 監督　エルザ・ケプハート

ロマーヌ・ドゥリ　他

ジーンズが人を食い殺すと言う設定が可笑しくて見始めたら、こりゃスプラッター・ホラーの名を借りた超有名企業への告発映画じゃないかと思えてきましたよ。

世界中で愛されてる人気ファッションブランドが、オーガニックだのフェアトレードだのを大きく謳っておきながら、実は劣悪な環境で年端も行かない子供達を安くこき使い、遺伝子操作された種から出来た大きな綿を栽培してコストを抑え莫大な収益を上げていると言う事実は、中の人が告発しないとなかなか外からはわからない。

おまけにその商品の元になる繊維がいかに汚れていてもそのまま商品に仕立て上げてしまえるとは！確かに洗って染めて脱臭してしまえば、たとえ原料の綿が死体の血肉で汚れていても、わしらにはわからない……………。やだね………。

今はどうか知らないけど、昔はアメリカのアーミー関連の古着って、結構な量死体から回収した物だと言われてた事あったよなぁ。🧐

それにそこで働いている社員のバカみたいなプライド。宗教っぽくて怖いよ。

購買層に絶大な影響を与えると言われるインフルエンサーの問題多い人格も。

店舗内やオフィスに何気に飾ってあるポスターって、ちょっとべ⚪︎ト⚪︎に似てないか？わしの見間違いか！？

新しいものを人を薙ぎ倒しても手に入れたいと言う人々の欲。

映画の内容よりも怖い事ってこの世に一杯有るよなー！

炎 1975年 インド映画

 監督　ラメーシュ・シッピー

主演　ダルメーンドル　アミターブ・バッチャン

思いっきり70年代に引き戻される作品。アミターブ・バッチャンかっこいいわ〜

長いし「このシーンくどくね？」と言う香港映画に通ずる泥臭さがまた、なんとも癖になる恐ろしさ。

最後の方で、香港だったらこういうアクションになるだろなとか思いつつ、インドだからこれでいいのだと変に納得。好きだこれ。

https://blog.goo.ne.jp/cinemaasia/e/7c65fb89206307acde4afb7dac48e8b7

今更ながらなんですが

 己の間抜けさに気がついて、本当にがっかりしますよ。　

丁度年末でもあり、今までなかなかゆっくり見られなかった局の番組ををスカパーで見てます。

その中にミュージックエアの「ロック・レジェンド」っつーのが有って子供の頃好きだった曲を演奏してたバンドってどんな人たちだったの？と割に興味津々で見てたら、本当に己のバカさ加減どうにかしろよ状態に陥りましたわ😭

曲は好きでもバンドや個人的に興味がないと記事もろくに読まなかったあの頃(今もだが)すごい間違いをしてて、でも誰も直してくれなかった事に、今更ながら気がついたのよねー。

スティクス。トミー・ショウ君が可愛くて好きだったけど他の事は大して知らなかったわし。今の今までバンド名をスティックスsticksだとばかり思い込んでたけど、さっき知りました😭STYXなのよねー！

レコードジャケットにだってグラビアだってちゃんとこのように書いてあったでしょうに、自分で勝手にsticksと読んでたなんてーー！(恥)

おまけにそのSTYXってギリシャ神話に出てくる所謂三途の川の事だとも、今日知りました。

はぁぁぁ。

双子のメンバーが結成したバンドだったのね。

ありがとう。あの世に行く前に気がついて良かったです。

なくーーーーーーーー！😭

心がカサカサするのは………

 自分が自分への水やりを疎かにしてるから

他人のせいにしないで

自分の感性ぐらい自分で守れ！

今朝のJ-WAVEからこんな言葉が流れて来てハッとした。

どこかの詩人の言葉らしい。えー！誰？ラジコで聴きなおしてその方を捜さねば！

しかし、いい言葉を聴いたぞ！

本当にその通りだよね〜

社会派ドラマ徒然

 この所単に題で選んで観てたドラマや映画の内容がやけに類似性があって驚いている。

NHKでやってた「ガラパゴス」という織田裕二主演のドラマは、権力と経済界の恐ろしい癒着で労働者を捨て駒扱いにしていると告発するドラマだった。数年前のあのアベトモへの揉み消し事件を誰の心にも彷彿させる内容で、忘れるもんか！と気持ちも新たになったさ。

同じくNHKで放送してくれた中国製の社会派ドラマ「ロングナイト」は主演の白宇の大ファンなのでどんなかなー？と見始めたら、こちらも権力者が好き勝手にやりたい放題な事をしては、それを告発しようとする人達を殺しまくっていると言う、現代中国の(どこの国もだ！)闇を暴こうと画策する人達のドラマで、辛くて辛くてまだラスト２話が観られていない。😭

それじゃ気分直しに八十年代の香港アクション物でもとドニー・イェンの「クライム・キーパー」を観たら、これも現役の警察官とCIAが麻薬取引に手を出してたよと言う話むで、真実に迫る主人公達を暗殺しようとしたり揉み消そうとしたり。でも悪事はいつかバレるのよ！これって実話に基づいてんのか？

で、録画したのは良いけど「社会派実録サスペンス」と大きく銘打ってて、きっとシリアスで重いんだろーなーとなかなか観られる心持ちじゃなかった映画「ボーダータウン　報道されない殺人者」をさっきやっと観ましただ。

これは本当に実話に基づいてて、既に関わった人達がもう何人も殺されている国境の町の話。

経済がうまく回ってる時は、こうやって儲けた奴らがデカい顔して労働者を使い捨てて何とも思わないのね。

観てると本当に腹が立つし、犠牲になった多くの人達の魂が安らかにと願わずにはいられない。

そして、人を人とも思わず自分の欲望を満たす事しか考えていないイカれポンチ達は、死んだら間違いなく地獄に行ってくれと願うよ。もし本当にそう言う所が有るのなら。

そしてそして、経済って何だよ？と思う。ネットを見てもあれ買えこれ買えの情報ばかり。こんなに生活がカツカツなのに、これ以上何をどうしろっつーのよ！ついでに大阪万博も止めな！あんなオワコン今の世の中に全く必要無し！お金かけて、それをまたお金かけて壊して、結局その後に作るカジノが本丸なんでしょ？あのゴミ埋めた島、阪神淡路大震災級の地震がまた来たらどうするんだ？この前バリ近くでも大きく揺れてたよね。ぐるっと回ってこっちに来ないと誰が断定出来ますか？

今の地球に1番必要なのは経済じゃないよね！？確かにお金は大切だよ。でもこんなに自然を破壊してたら、今に安心して住める場所は無くなっちゃうよ。環境破壊して苦しめてんの、やっぱ宇宙人なのかしらー？妖怪変化？

そういういろんな事をね、つらつらと思いながら観てましただよ。😔

気分転換にジェニ・ロペさんの美しい歌声をば。

Porque La vida ES Asi 

https://www.youtube.com/watch?v=R5yjmqF69Xo

「ボーダータウン」の主題歌です。