1993年 フジテレビ制作のTVドラマ
調べたら1993年5月21日の放送だったそうですわー!びっくりくり🫢
やぱしわしと健さんには、切っても切れないご縁があるのよね〜☺️
https://www.bpcj.or.jp/program/detail/010875/#:~:text=%E4%BB%95%E4%BA%8B%E4%B8%80%E7%AD%8B%E3%81%AB%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%81%8D,%E3%81%AE%E9%9D%99%E6%B1%9F%EF%BC%88%E5%8A%A0%E8%97%A4%E6%B2%BB%E5%AD%90%EF%BC%89%E3%80%82
これ、もしかしたら何処かで副題が変わったのか本に載ってるのは誰かの記憶違いなのか日本映画チャンネルで昨年12月13日に放送したのは「これから〜海辺の旅人たち〜」となってました。まぁ、モノ自体は間違ってないからいいんだけどね。
色々あってずっと塩漬け状態にしてたのを昨日ようやく観たですよ。何してんだかねわし。だけど5月21日放送だったので、なんと言うか「これでいいのだ!」
結論。よかドラマでした。さすが名脚本家寺内小春先生!さすが昭和の名優さん達。見応えありましたよ。未見の方、何処かでやったらぜひご覧ください。横浜の放送アーカイブセンター?って所でも観られるそうだがわしにはよくわからん。ネットで検索してみまひょか。
放送当時は高倉健さんが60歳の定年を機に「老人ホーム」に入る!!!と言う設定に拒絶反応を起こした人達が多かったそうで、あんまり評判がよろしくない様なことを聞いてました。
が、しっかり内容をご覧なさいよ。健さんが移り住んだのは「医療機関付き賄い付きの高齢者向け高級アパート」であって、決して「老人ホーム」では無いんですわ。部屋は見る限りでは2LKかな?トイレもお風呂もついてて、専属の介護ヘルパーさんは居ないけど別料金で頼むことも出来ます。でも基本は自立してる人対象で大抵の人は自力で生活出来る人ばかり。
1990年初頭にこう言う高齢者向けアパートやマンションがもう出来てたのよね。
三食賄いの費用とそれ以外にも月々の管理費やらは必要になるから、入居費払ってそれでお終いと言うわけにはいかないので、基本的に住んでる人達は入る前から結構稼いでたお金持ちさん達ばかり。
健さんが演じた津田と言う高度成長期の熱血社員だった男は、60歳の定年退職を機にどうしてここを選んだんだろう?やら、離婚して子供も居なかったので、今まで住んでた土地と家を更地にして売りそのお金を入居費に充てたって事は、かなりの金額が必要だったって言う事だわな。とか。
いろいろ考えながら見てましたよ。便利だなーとか、こう言う所だと後々楽ちんだけど、お金もかかるしなぁとかさ。
加藤治子の品が良いから余計に怖いボケ模様や、田中裕子演じるその娘かやこが親の介護で自分の仕事をどうするか悩む姿にも真実味がヒシヒシと伝わってきます。
ちょいとお節介な賄い婦を楽しそうに演じる樹木希林さんがまだまだお若くて、脇を固める人達みんな魅力的でした。
今現在、自分がホントにうっかり「要介護1」とかになってる現実を見つめながら、もし10年以上前に観てたらまた違った印象を持ったかなとも思うけど、タイミングってあるもんね。昨日観られて良かったですよ。
お勧めおすすめ!こういう良質のドラマこそリメイクして欲しいよん。